【お遍路マンガ 115話】歩きお遍路、猫に足止め!次は犬!?

この後は、67番 大興寺に行き、タクシーで観音寺駅に向かいました。

観音寺駅の自販機で、初めてみかんゼリーに出会いました。

「おいしそう!」と買って、さっそく飲もうとしたのですが……

出てこない。

「あれ? 飲めないんだけど……?」

何度ペットボトルを傾けても、やっぱり出てこない。

私が「???」となっている横で、ふとKameちゃんを見ると――

ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!!

えっ!?
何してるの!?

Kameちゃんが、ものすごい勢いでペットボトルを振っているのです。

手首でシャカシャカ……なんて可愛い振り方ではありません。

腕ごと豪快にブンブン!!

あまりにも本気で振っているので、

「ちょっと待って!肩、脱臼するんじゃない!?」🤣

もう、その姿がおかしくて大笑い!

そこでようやく私も気づきました。

「えっ……そういうこと!?」

よく見ると、ちゃんと書いてありました。

「よく振ってからフタを開けて飲んでください」

……読んでなかった。

ゼリーだから、振って飲むのか!

そんなことも知らなかった自分のボケっぷりにも笑いましたが、豪快すぎるKameちゃんの全力シェイクは、今でも忘れられません。

そして、しっかり振ったみかんゼリーを飲んでみると……

おいしい〜!🍊

ぷるぷるした食感も楽しくて、すっかり気に入ってしまいました。

ここでKameちゃんの性格をひとつ。

Kameちゃんは、電車を待つ時間だからといって、ぼーっと待っていられる人ではありません。

普通ならホームのベンチに座って、

「はぁ〜、ちょっと休憩♪」

となるところですが……

Kameちゃんの場合、

待ち時間=何かできる時間。

じっとしているなんてもったいない!
まさに、筋金入りの貧乏性🤭

ホームに着いた途端、なぜかフラフラ〜。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

私はというと、

「また何か始まったな……」

くらいに思って見ていました。

ところが今回は、いつもの「じっとしていられない病」だけではなかったのです。

よく見ると、自販機を1台ずつチェックしている。

何を探してるの?

……あっ!

みかんゼリー!!🍊

観音寺駅で私が「おいしい!」と大喜びしていたのを覚えていて、また売っていないか探してくれていたのです。

結局、みかんゼリーは見つかりませんでした。

でも、いつものKameちゃんの
「待ってるだけなんてもったいない!」精神が、この時ばかりは私のために発動していた!

観音寺駅では、肩が脱臼するんじゃないかと思うほど豪快にペットボトルを振って笑わせてくれたKameちゃん。

その後は、電車の待ち時間まで使って、私の好きなみかんゼリーを探してくれたKameちゃん。

じっとしていられない貧乏性も、使い道によっては優しさになるらしい😁

私のお気に入り【伊藤園 みかんゼリー 和歌山県産】

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