高知県内のお遍路は、札所間の距離がすごーく長いです。
今回のお遍路では、宿から宿への移動日で、本格的な雨の中を歩くことになりました。
最初は「雨か…」と少し気が重かったのですが、歩いているうちに考え方が変わりました。
「雨の中を歩くなんて、普段なかなかできない。これも非日常の体験だ!」
そう思えるようになると、不思議と雨さえ楽しめるようになってきました。
お昼過ぎになると風も弱まり、ポンチョがめくれ上がることもなくなりました。夏のような蒸し暑さもなく、その点はとても助かりました。
ただ、一度立ち止まると汗で体が冷えてしまい、長く休憩しているとかえって寒くなります。
お腹が空いて歩く気力がなくなった時は、バス停やお遍路小屋らしき場所で雨宿りをしながらエネルギー補給。雨の日は、そんな場所が本当にありがたく感じました。
そんな中、Kameちゃんは天気を確認しながら、
「もうすぐ雨が弱まりそうだよ!」
「この先に雨風をしのげる場所があるよ!」
と、こまめにLINEしてくれました。
一人で歩いていても、一人じゃない。
その言葉に何度も励まされ、安心して歩き続けることができました。
Kameちゃん、本当にありがとう。
このまま歩くと宿(民宿大岐の浜)に着くのが12時過ぎになってしまうため、大岐の浜のすぐ近くにある「大岐観光センター」で昼食をとることにしました。
店内には、お遍路おじさんが一人。
濡れた服のまま、少し寒そうに昼食を食べていました。
話を聞くと、
「ポンチョは脱ぎ着が面倒だから、傘だけで歩いてきたんだよ。」
とのこと。
人それぞれ歩き方や装備の考え方が違うのも、お遍路の面白いところですね!
大岐の浜には、浜辺を歩くお遍路ルートがありますが、この日は雨だったため、私は安全を優先して車道を歩きました。
そして、この日は営業時間ギリギリの入店。
それにもかかわらず、お店の方は「どうぞ」と快く迎え入れ、特別に営業時間を延ばして対応してくださいました。
温かいカレーライスで冷えた体も心もぽかぽかに。
雨の日だからこそ、人の優しさがいつも以上に心に染みた一日でした。
ランチ場所「大岐観光センター」
大岐の浜が一望できる最高の場所に位置しています。
天気が良い日は、海水浴、サーファーがたくさん集まるそうです。

宿泊先【民宿大岐の浜】
「大岐観光センター」から徒歩約20分


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